ビーカー シレジアの旅/ボヘミア

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アンティークビーカー

円筒形、厚手、厚底、彫り模様。。。ビーカーと呼ばれる19世紀スタイル。
かつて、貴族のステイタスシンボルとして自身の各地にある屋敷を彫らせたり、また、旅がとてつもなく贅沢だった頃、高級な“旅の記念品”として名所が彫られたりしていた。

今もこの地を訪れれば、ガラスに彫られた景色を今も見つけることができるかもしれない。
いにしえを探して旅することができる、チェコはそんなところです。

限りなく透明で、厚みある、風格漂う姿。
4つの窓から覗くのは、「3つの屋敷」と「1つの風景」。
それぞれに、クラシカルな飾り文字で、ドイツ語の地名が彫られている。

チェコはその歴史から、ドイツ系住民、貴族も多数存在した。
この地名は、まさに彼らが多く住まっていた場所 “シレジア地方”。
ドイツとチェコ、ポーランドの狭間で、多くの人が翻弄された歴史を持つが、そこは中欧一の山を抱え、美しい自然が広がるところ。


ビーカー

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●Schnekoppe (Schneekoppe) 独/
チェコ語で、Sněžka スニェシュカ


チェコとポーランドの境にある標高1,603mの山
中央ヨーロッパ低山脈の最高峰
山頂には、17世紀に聖ヴァヴジネツ礼拝堂が建てられている。

●Adersbach 独/
チェコ語で、Adršpach アドルシュパフ


アドルシュパフ‐テプリッツェ奇石群 奇石群で有名な景勝地
おいしいミネラルウオーターもここ。
小さな村だがアドルシュパフ城という、よく似た建物があった →チェコのサイトへ
この城は1886年の改修で、正面にバルコニーが増設されている。とすると、このビーカーはそれ以前のものかもしれない。

●Salzbrunn 独/
ポーランド語で、Szczawno-Zdrój
シュツァブノ温泉


この地の温泉は、高級保養地、療養所といったところ。 温泉の湧き出るところに、円形の「立派な東屋」のようなものがよく建てられている。

●Fürftenftein→Schloss Fürstenstein 独/
ポーランド語で、Zamek Książ カイザー城


古書には彫刻された文字と同じ綴りがあるようだが、現代におきかえ推測するにはこのお城。
カイザー城のサイトへ
ただ、近隣のzámek Náchodナーホト城のほうが、形がよく似ている。


きれいに透き通ったガラス

深いカットは、よく磨かれ
優しく、まるみを帯びている

丸窓のまわりも
小さな丸窓と
鉛筆で影を描いたような、細い削り

下部は、三角の連続がたのしい

透明部分とカット部分
角が磨かれ
光の映り込みも、とろんと飴のよう

底の厚みいっぱいに
放射状の深い削り込み
横から見ても
立派なギザギザ装飾だ



やさしく、気高く、うつくしく

厚手のビーカーの多くには、威風堂々とした、いわば圧力を感じることがある。 かたちは同じようでも、手の加え方で、こんな雰囲気にもなる。 ボヘミア特有のおだやかな透明感、やさしい光の屈折、繊細な削り模様。
ガラス作りの材料が豊富だったシレジア地方は、ガラス産業のふるさとでもあります。
オーストリアRIEDEL社も、創業はシレジアだそうですよ。

アンティークビーカー アンティークビーカー

このビーカーのここがいい!!

  • 4つの窓から、4つの景色
  • ダイヤモンドの輝きのような太陽
  • 重厚感がありながら、やさしい印象

ビーカー

≪ご確認下さい≫

ふちに、浅い欠け。古いものですので、微小な欠けはいくつかございます。

3ミリ超えの厚みあるガラスです。欠けといっても、目立つほどではなく、全体として状態は比較的良い方と判別しています。



このビーカーについてのご案内

この商品はアンティーク/中古品です。
記載の情報以外にも、わずかな擦れや汚れ等がある場合もございます。
商品説明をよくご確認いただき、さらにご不安な点はメールにてお問い合わせください。

素   材   :   ガラス
大 き さ   :   口径 7.7 cm   高さ 11.8 cm
容   量   :   8分目で300 ml
重   さ   :    270 g
製造年代      :   19世紀末頃
製造または仕入国 :   チェコ共和国

※光の加減、お客様のモニター設定状況により、実際の色と若干異なる場合がございます。

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店主

ご来店ありがとうございます。

菜の花畑、ポピーの花咲く丘を越え、美しい装飾にあふれた街並みに見とれつつ、アンティークを求めて歩きます。ガラス好きの店主が、ひとつひとつ選び買い付けています。

アンティーク探しの醍醐味は“発見!”です。ぜひお気に入りの一品を見つけ出して下さい。

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