チェコ探訪
チェコ いろいろな門
ブラーナ コレクション
実店舗の店名「コウゼルナー・ブラーナ」とは、チェコ語で “魔法にかけられた門” という意味です。 | |
チェコには、城壁に守られていた姿を、今にとどめている街がいくつもあります。そんな街は日本人の私の目に、とても神秘的に映ります。 よそ者を寄せ付けない閉鎖的な印象の高い壁。でも、その門をくぐると、内側は広場を中心に迷路のように路地がめぐり、当時の人々の活気に満ちた、豊かな暮らしぶりが想像されます。 門の「内」と「外」、その印象の落差に“魔法”という言葉をあてて付けた名前です。 | |
そんなイメージから始まった、“ブラーナ”。初めは、裏庭の小さな門ぐらいのイメージだったのですが、チェコのブラーナ(門)をくぐるたび、その不思議な雰囲気に魅かれ、大きな門を開くことにしました。 不思議な門をくぐって、日常とは違った~お買い物を楽しんで下さいね♪という意味なんです。 |
店名にちなんで、チェコのいろいろなブラーナ(門)を撮ってきました。 お城へと続く門、教会の裏門、邸宅の門・・・。強固な守り、威厳あふれるもの、華麗な装飾等、門もいろいろありますね。門に限らず、街の建物の入り口も、概して重厚な面持ちです。大きな彫刻やレリーフが頭の上を飾り、下を歩く時、落ちてはこないかと、実はちょっと気になります。 | ||
城壁も残るこの街は、丘の上にありました。 急な坂道を、やっとの思いで登りきり、門をくぐって路地をぬけると、パッと開けて、広場にたどり着く。 今は、城壁の外にも街が広がっていますが、むかしの様子が想像できます。そう、絵本や映画でみる、ギーっと門が開くと、ガヤガヤとした街の喧騒が聴こえ、たくさんの人がごった返して歩いている、感じ。 この門も、きっと、とても重要な役目を果たしていたのでしょうね。 |
- 2021.11.13
- 18:14
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