ガラスの「良さ」とは、なんだろうか。

透明感、涼やかさ、清潔感、酸にもアルカリにも強いところ、、、。
良い点をすべて引き出し、かつ、潔く！シンプルにした、そんなグラス。

ファセットカットとは平面カットのこと。
宝石のカットで知られているだろう。これを多用して、ダイヤモンドのブリリアンカットなどになる。
王侯貴族御用達のチェコの老舗ガラスメーカー「モーゼル」も、このカットを得意としている。
ぜいたくにもグラス全周にこのカットを施せば、グラスは輝くばかりでなく、背景が映りこんで幾通りもの姿を見せてくれるのです。

間違いなく １位となった勝者へ贈られたものだろう。 重ねられた剣と"１"の文字が 彫刻されている。 グラス全体のシャープさと、剣のモチーフが イメージを共有しあっていて、小気味いい。 全体のかたちは 下から上へ向かって、徐々に口が広がっていく 一般的なもの。 ただし、素地は 透明度が高く、しっかり厚手の ボヘミアのガラスです。 そのシンプルなグラスの外周を 12面に削り取るように、平面カット。 口が広がっているので カット面もだんだん広げて・・・ えっ！これは、とても難しい"技"。 下は1.5cm幅、一番上は2cm幅になっています。 もちろん、まっすぐスキッと。 斜め上から見た、 この、下に集まっていくような感じが いい◎。 ふちに欠けがありますが 厚さ2.8ミリもある部分の浅い欠けです。 指で何度もこすってみますが、痛くはありません。 幾分の小キズ、ミネラルの付着はみられます。 重厚なグラスですので、さほど気にならず、アンティークとしてご理解いただける範囲と思われます。

宝石と同じ、ファセットカット

このカットを見ると、私はどうしても大根の面取りを連想してしまう。
やっていることは同じだが、ガラスは大根のようにはいかない。
冷えたガラスは固いのです。なかでもボヘミアのガラスは、とても硬いのです。
そして、削ったところは磨くのです。磨いて、磨いて、磨いて、そして得られたこの透明感。

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このグラスのここがいい！！

• キレのいい、シャープなデザイン
• ガラスらしい、涼やかさ
• 不安のない、しっかりしたガラスの厚み

このグラスについてのご案内

◎この商品はアンティーク／中古品です。
記載の情報以外にも、わずかな擦れや汚れ等がある場合もございます。
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