*黄金色のビールが似合うでしょう*
● 特徴 ●
馴染みやすい、そしてボヘミアらしいグラスです。
日本の昭和初期のガラス職人さんは、こんなカット装飾を真似て、コップや器を作ったのだろうと想像されますね。一筆描き、濃淡のみで表現する墨絵の感性に似ているのかもしれません。和の暮らしにも溶け込む、シンプルな装飾です。
ボヘミアのものはまず、ガラスの透明度が高いこと。ガラスが厚くなっても、クリアな度合いが落ちません。
そして卓越したカット技術により、のびのび大胆なカットが施されています。
このお品も胴部がふっくらとした特徴のある形、光を屈折させる内側の形状をベースに、マーガレット・麦の穂・尖った葉を、“自然な曲線”で削り出しています。
容量は、たっぷり500cc。チェコのビール容量の基本です。
磨きのかけられた麦の穂のカットがきれいなので、黄金色のビールがベストマッチでしょう。
また、花瓶としてお使いいただくにも良い大きさです。
お客様をお迎えする空間にも、大げさ過ぎず、さりげなく豪華にお花を引きたててくれることでしょう。
●詳細写真●
削り跡を残した花びらと、磨いてつやを出した花芯部分。 | 2~3ミリ厚。不安のない適度な厚み。 -:浅い欠け。内側ですし尖っていませんので、ご理解いただける範囲かと思います。 |
+:内側が多面体になっており、光の屈折でキラキラ見えます。全体は、筒の中央が膨らんだ形。 +:上部の金彩ラインも、ぐるり残っています。 |
周囲全体にわたるカットは、花、葉、麦の穂。 のびのびと大胆に。 |
厚くなった底。 ガラス層が厚くなっても、くもり無いのがボヘミアの特徴。 |
+:底にも、カット模様。飲んでいる時も楽しい。 -:底の擦りキズ。ふち部分(カットのまわり)に少し。 |
●商品概要●
商品名: ビールグラス“マーガレットのカットグラス” | |
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素 材 | ガラス |
ベースの色 | 透明 |
装 飾 | カット |
大きさ | 口径 7.2cm×底径 5.9cm×高さ 16.6cm、 8分目で490ml |
重 さ | 175g |
製造国または仕入国 | チェコ |
製造年代 | 1930年-1960年頃 |
備 考 |
★ご確認下さい★
*商品概要は“めやす”として、ご活用下さい。
手作業で作られたものは、採寸箇所により各寸法が若干異なります。また製造年代は、商品の質感やデザイン、様式などから推定したものです。
**表示しきれないキズや擦れ、退色等があることもございます。
それぞれの状態を、アンティーク/ヴィンテージ品の良さとしてご理解いただけますと幸いです。商品の状態は出来るかぎり表示するよう努めますが、古びの風合いは、言葉や写真でお伝えするのがむずかしい場合もございます。
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